床ずれ防止用具のレンタルについて

床ずれ防止用具_エアマット_予防 _ステージ

床ずれとは

床ずれとは、同じ姿勢で寝た時間が長くなるなど、皮膚が床(あるはベッドマットレスや布団)に接して、圧迫されている時間が長くなることで圧迫されている部分に損傷が生じた状態です。好発部位は仰臥位では仙骨部が最も多く、次いで踵骨部、肩甲骨部、後頭部などがあり、側臥位では大転子部と足の外踝部に多くみられます。高齢者になり、栄養状態が悪くなると、やせて、骨の形が分かるようになることがありますが、この場合はさらに圧迫やずれが生じやすくなります。ちなみに床ずれは医学用語では褥瘡(じょくそう)といいます。

床ずれ防止用具とは

床ずれを防ぐためには、身体にかかる外力(圧力・ズレ・摩擦)の強さを小さくすること、外力のかかっている時間を少なくすることです。

床ずれ防止用具とは、複数の空気の筒(エアセル)などを膨張・収縮させることによって体を支持する面を変化させたり、より広い面で身体を支えたりすることで局所への外力を分散させて床ずれを予防する福祉用具です。

床ずれ予防に有効な用具として、マットレス、エアマットレス、クッション、体位変換器などの種類があります

  1. 床ずれ防止用具:マットレス
    • マットレスは、圧切替型マットレスと、静止型マットレスの2種類があります。圧切替型は、床ずれのいずれのステージの方でも使用できます。一方静止型は、床ずれのステージⅢ(傷が皮下組織や筋肉にまで到達した状態)以降の方は使用することができません。マットレスの設置方法は、大きく2つあります。一つはマットレスの上に敷いて使う「オーバーレイタイプ」、ベッドに直接敷いて使うマットレス不要の「リプレイスメントタイプ」があります。両方を兼用できるタイプもあります。柔らかく体圧分散性に優れたマットレスは、床ずれ予防に適しており、空気を入れて使用するエアーマットレス、ウレタンを使用しているウレタンマットレス、ゲルが入っているゲルタイプのものなどがあります。
  2. 床ずれ防止用具:クッション
    • 床ずれ防止用具のクッションは、体が動いた時に形が崩れず、低反発なものを身体に挟み込んで使用します。
  3. 床ずれ防止用具:体位変換器
    • 床ずれ防止用具の体位変換器は、体位変換時の摩擦を抑えるという目的で使用します。スライディングシートと呼ばれるものなどを使います。

床ずれ防止用具の導入における注意

選択にあたっては、自力で寝返りができるかできないかがポイントとなります。

寝返りができる状態であればマットレスタイプの製品、自力で寝返りができない状態であれば体圧分散効果の高いエアマットが適しています。

床ずれ防止用具の導入時期と製品の選択はとくに慎重を期します。導入にあたっては利用者の状態を正確に把握することが大切です。

介護保険・福祉用具貸与の対象となるもの

介護保険法では下記のように定義されています。

<床ずれ防止用具>
次のいずれかに該当するものに限る。
一 送風装置又は空気圧調整装置を備えた空気マット
二 水等によって減圧による体圧分散効果をもつ全身用のマット

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