車椅子の選び方

車椅子を使用することで、ベッドから起きて室内や屋外の移動ができるようになり、生活の範囲は広がります。車椅子の特徴や種類、使い方などを知り、ご自分にあった車椅子を選びましょう。

車椅子利用時の注意点

  • 乗り降りの際にはブレーキをかけ、車椅子が動かないようにしましょう
  • 段差は、ティッピングレバーを足で押し下げながら介助ハンドルを手前に引くと、簡単に乗り越えられます。
  • 斜面を下る時には、前方に転倒しないよう後ろ向きに下ると安全です。
  • 脱輪しないよう、溝に対しては直角に、金網などに対しては斜めに進みましょう。
  • 広げる時には、フレームに指を挟まないよう注意しましょう。
  • 持ち運ぶ時には、跳ね上げ部など動く部分は持たないようにしましょう。

車椅子を選ぶポイント

車椅子は身体の一部。身体と生活に適した機種を選びましょう

  1. 座面の幅⇒座位臀幅+2cm程度
    • おしりの横で手のひらが入る程度にゆとりがある幅を選びましょう。幅が広すぎると骨盤が左右に傾き、上半身が不安定になります
  2. 座面の奥行き⇒座底長-5~7cm
    • 座面奥行きが長いと座面シートがふくらはぎに当たり、ずっこけ座りの原因になります。座面奥行きが短いとおしりにかかる圧力が大きくなり、床擦れが生じやすくなります。
  3. シートの高さ⇒座位下腿長+2~5cm-クッション厚
    • 下腿長より2~5cmの高さに設定すると、立ち上がりが楽です。座面シートが高すぎると奥まで座ることができず、ずっこけ座りの原因になります。
  4. 座面の奥行き⇒座底長-5~7cm
    • レッグサポートが短いと膝が上がり、後方に押し倒されるような姿勢になります。長いと足をフットサポートに届かせようとおしりを前方に滑らせます。どちらもずっこけ座りの原因になります。
  5. アームサポートの高さ⇒座位肘頭高+2cm+クッション厚
    • 適切な高さに設定することで上半身の重みの一部を肘で支えることができ、特に肩への負担が軽減されます。